『メモリーズオフ』のシリーズ3作目。
個人的にあまり好きにはなれない構成だった。過去に主人公と何かがあったらしいヒロインがいて、3年間音信不通だったそのヒロインが、脈略無く突然出てきては掴み所のない言動を残してまた消える。主人公の独白で語られることもほとんど無いから要領を得ない展開を延々読まされることになり、知りたいと思う気持ちを押し返されてゲームとの間に壁ができる。
終わってみてもわからない所は曖昧なまま何となしにスルーされ、「俺はヒロインが好きなんだ!それで十分なんだ!」というそれまでの経緯なんて関係ねェになる深みの無さ。なんのためのシナリオなの。
現在の行動原理につながるように過去を絡ませているのに、描写が曖昧だから電波なやり取りにしか見えず、あの場面でのセリフや行動はどうだこうだ……、そんな当たり前の感想すら出てこない。「たはーっ」だの「♪」や「☆」の多用、どこの場面にも繋がらない冗談を続けるだけだったり、節々に悪寒が走ることも多々。
何度も選択肢を選ばせるくせに、プレイヤーの意思とは関係なく二股まがいにさせて修羅場のイベントを挟む作為的な展開と傀儡主人公もうんざり。無口や電波など極端な個性付けがされたキャラ群も食傷。無駄に選択肢が多いくせにアニメヒントがなくなっているのもマイナス。端的に言うと面白くなかった。
何度も選択肢を選ばせるくせに、プレイヤーの意思とは関係なく二股まがいにさせて修羅場のイベントを挟む作為的な展開と傀儡主人公もうんざり。無口や電波など極端な個性付けがされたキャラ群も食傷。無駄に選択肢が多いくせにアニメヒントがなくなっているのもマイナス。端的に言うと面白くなかった。
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