ゲームアーカイブスの玉石混交なおすすめと地雷たち・PZL編。
・2021年8月27日:Vita
アディのおくりもの
アルファベットの全てが刻まれているリングの回転と入替で、お題通りの単語を既定の手数以内に完成させる。
文字を回転させると「N」が「Z」になって文字列もそれに倣って変更されるなど独自のルールもあるが、ヒントの類いが一切ないうえにおじゃまの要素もあったりで難易度が高いパズルガチ勢向け。
ぷよぷよSUN
だからこれでないといけない要素は変更前のSDキャラ演出くらいしかないないわけだが、これ以降では見られないので好きならあり。
マジカルドロップⅢ
連鎖中も自由に動かせるのでアドリブで新たにドロップを追加し続ければ初心者も楽々連鎖が楽しめる。
ミスタードリラーグレート
掘るだけの単純なルールや操作方法は一度遊べば理解できるものなので誰でも親しめる。
潜れば潜るほど減りが早くなる酸素と効率的な降下や補給の駆け引きにドキドキ間違いなし。
いくつかゲームモードが用意されており、一手ごとに酸素が減っていくパズル色の強いものもある。
続ぐっすんおよよ
過去作が『ゲームセンターCX』で使われていたので知っている人も多いと思う。
シルエット☆ストーリィズ
線を引いて80%以上の背景を囲む陣取り。ボスの隙を突いて囲んだり速度UPアイテムを取って一気呵成に出る既存の陣取りで、ステージクリアをするとイベントが進むギャルゲーの要素が追加されている。
背景に使われるイラストは古臭いし声は棒読みという低予算感が各所からにじみ出ているが、イベントごとに会話と陣取りの両方に専用のイラストが用意されているあたり作り込まれている様は見える。
総勢12名のキャラがいても1キャラあたり4~5ステージでエンディングに到達するためミニゲームの域は出ないが、イベントが分岐するおかげで各キャラのステージ総数は20前後まで膨れ上がり、エンディングもその分だけ用意されているからボリュームはなかなかものに。他にもミニゲームでシューティングを入れているなど抜かりがない。
質は悪くとも全てのステージでイラストとイベントが違う作り込みのおかげで新鮮に遊べる陣取りゲー。
【★★★】【ゲームアーカイブス】背景のシルエット部分を線で囲むことで隠された絵が明らかになっていく。
マネーアイドルエクスチェンジャー
フィールドのコインを取って投げる「マジドロ」の要素、コインを日本の硬貨に見立てた「もうぢや」の両替の要素、これらが組み合わさっている。
1円を5枚くっつけると5円が1つ生成され、100円なら5枚で500円、500円2枚で硬貨のない1000円になって消滅するという具合で、両替のことを踏まえたうえで連鎖をすると考えることが多く難易度が高めに。
ときめきメモリアル1(2) 対戦ぱずるだま
ときめきメモリアルのヒロインを使う落ちゲー。ヒロインが本編の主人公に告白をするため障害となる他のヒロインを落ちゲーで撃破していくという奪い合いが行われる。
スピンオフでパズルがメインなのでギャルゲー要素は本編やクイズと比較するとファン向けレベルのもの。
落ちゲーとしてはおじゃまとしての効果しかない「たま」が存在しないことが特徴。
3つくっつけると消滅する「おおだま」と、おおだまが膜に覆われている「こだま」の2種類があり、「こだま」に隣接している「おおだま」を消すと「こだま」の膜が消えて「おおだま」に戻るという仕組みがある。
おじゃまとして送られてくる「こだま」には色や並びに規則性があるので、上手に「おおだま」に戻せばそれだけでカウンター連鎖ができ、特に「こだま」が1色ならば全てをお返しする阿鼻叫喚のカウンター合戦になる。
【落ちゲー】ときめきメモリアル2 対戦ぱずるだま【連鎖が楽しい】-#zzz
【★★★★】【ゲームアーカイブス】『ときめきメモリアル2』のヒロインを使用キャラにした落ち物パズル。おじゃまを利用した連鎖や、連鎖をすると背景のキャラクターが派手に動く演出が特徴的。
ルプ☆さらだ
消えないブロックやどんな色にでも対応しているブロックなどが出てきて難易度が上がっていく自然的なデザインや喋って歌うキャラなどが魅力。
I.Q FINAL
キューブを消す手段もゲーム画面の見栄えも最初から何も変わらないためじっくり腰を据えて遊ぶゲームではないが、アタフタと瞬時の思考によるスコア狙いはSTGのように一過性とはいえ熱中させてくれる。
ふぃんがあ★ふらっしんぐ
敵は「グー」「チョキ」「パー」で、プレイヤーのショットも「グー」「チョキ」「パー」。
グーにパーを撃てば消えて、チョキにはグーを……という具合に撃ち、強制スクロールで迫ってくる敵がプレイヤーと同じラインに到達する前に全てを消していく。
パズル要素は消した敵の前後左右に相性のいい敵がいると連鎖で消えること。
グーの横にチョキがいた場合、グーを消せば連鎖でチョキも消えるという具合で、画像でいえば左下のチョキにグーを撃つと連鎖で全部消える。10体以上で隊列を組んでいる敵を一発で消せたりすればそれなりに爽快感を得られる。
また、相性が悪いジャンケンを撃つとおじゃまとしてその場に残るため、連鎖で消すにはパーツが足りないと判断できれば自分で積み込みを行うこともできる。
なかなかに面白い特徴ではあるが、各隊列には倒すまでの規定の手数が決められていて、それを超えてショットをすると移動速度がアドリブではどうにもならなくなるほどに上がってしまうなど難易度に問題がある。
ステージを進めていくと敵の変身や画面外の退避という単なる意地悪で思考を妨げて更に難易度を上げてくるなど、アタフタパズルシューティングになるのは最初だけで、それ以降は完全な隊列パターン覚えゲーになっている。
そしてその隊列のパターンも複数あるという地獄が待ち構える。
ふぃんがあ★ふらっしんぐ【ジャンケンシューティング】-#zzz
【★★】【ゲームアーカイブス】じゃんけんにパズルとシューティングの要素を混ぜ合わせたゲーム。
KulaQuest
重力はそれぞれの足場にあるから側面に移動しても落ちることなく自分の立ち位置を変更できるため、ジャンプでは届かない距離がある足場には、自分の位置を側面や裏面などに移動しながら軸を変えて飛び移れる場所を模索するという、ステージ全体の空間認識が重要になる3Dを活用した頭を使わせるパズルになっている。
それだけで結構な特徴となるのに進めていくと不親切でしかない見えない床などが目立ってくる。
やり直すとスコアが減少してゼロになるとゲームオーバーになるシステムだから試行錯誤とは相性が悪く、ヒントのない難易度や時間制限完備などバランスに難があるため、鬱陶しい仕掛けが増えるにつれて考える楽しさより面倒が勝っていくのが難点。
SIMPLE Vol.48 THE パズル2
スライドパズルのようにキャラとブロックを入れ替えながら移動してブロックをパンチで消していく。
色が繋がっているブロックは全て消えて、上から詰められたブロックの色次第では連鎖して更に消せる。
3分以内で設定された得点を稼がないといけないので、仕込みよりはブロック運とアイテム運に左右される。
設定が厳しいのでそれなりに白熱するが、結局はほとんどが運なのでその上限は低い。
SIMPLEシリーズと割り切れば楽しめる。
SIMPLE Vol.48 THE パズル2【3分内に規定スコアを稼ぐパズル】-#zzz
【★★★】【ゲームアーカイブス】3分以内にブロックを消しまくり一定スコアを稼ぐ全8面パズル。
SIMPLE Vol.14/45 THE ブロックくずし 1/2
ボールがブロックに跳ね返されなくなるスカッシュという技を使えるのが特徴。
序盤はごく普通のブロックくずしを楽しめるが、次第に無敵ブロックやワープ、強制方向転換にランダム反射などを散りばめたセンスのないステージが目立つようになり、無敵ブロックとワープで延々ラリーをさせられたり破壊できる道が1マス分しかなく針穴に糸を通しているかのようにイラつかせてくれる。
ブロックを消すだけの作業でゲームへの期待値は低いのに、そんな仕掛けにデタラメに阻まれだすところを境に楽しくなくなる。
背景にムフフな絵を入れてブロックを消すことに意欲を向けさせ達成感も味わえる手法はうまくできているのだなと思い知らされる。
SIMPLE Vol.14 THE ブロックくずし【スカッシュと盤揺らし】-#zzz
【★★】【ゲームアーカイブス】自在に貫通弾にできるスカッシュが特徴の昔懐かしブロック崩し。
右左(U-SA)
フィールドを傾けると重力でボールや障害物が移動するという当たり前の法則を利用して、ボールを同じ色のブロックとくっつけて全てを消滅させる全100面のパズル。
全消し手順を考えるルールは「90度単位」だから障害物の動きが容易に予測でき、回転の手順や消滅の優先順位などを適当に動かしながらでも取っ掛かりを考えられるため子供でも楽しめると思う。
今ならパズルどころか実際にスマホを傾けて遊ぶ体験も含めたゲームもあるのでコレを選ぶ理由としては弱いけど。
【★★★】【ゲームアーカイブス】ボール誘導の回転パズル。フィールドを90度傾けてボールを同じ色のブロックと隣接させてすべてを消滅させればクリアとなる。全100面。
0 件のコメント:
コメントを投稿