SFC最後のロックマンシリーズ。
特徴は何と言っても使用キャラクターを異なるアクションを持つ「ロックマン」と「フォルテ」の2人から選択できること。「ロックマン」のアクションはチャージショットとスライディングで、「フォルテ」のアクションは2段ジャンプとダッシュ、真下以外7方向に撃てる固定砲というハッキリとした差別化がなされている。その他に敵を倒すと落とすネジを集めて強化パーツの作成ができたり、ステージ中に隠されたディスクを集めると旧作ボスの詳細が見られるデータベースなどの収集要素もある。
フォルテはダッシュによるスピード感がある
操作感やグラフィックはPSで発売された『8』とほぼ同じで(流用も多いが)、そこに使用キャラクターとして「フォルテ」が追加されている形。操作感の違う2人なので従来のシリーズ作品と比較するとボリュームは実質2倍。「フォルテ」には無印ロックマンでは無かったアクションのダッシュがあり、ダッシュを利用した大ジャンプといったXシリーズのような軽快な操作感が楽しめるため、遠距離と近距離の違いのある「エックス」と「ゼロ」とはまた違った、ダッシュと固定砲の全く新しい操作感がマンネリ対策の工夫として盛り込まれている。E缶が廃止されているのでアクションゲームが苦手だと難しいかもしれないが、ボスは効果的な特殊武器を使えばXシリーズのように怯むためなんてことはないし、パターンを覚えて被害を少なく倒せたときの達成感も従来通りの楽しさがある。進化を忘れない守備範囲の広い横スクアクションの古典。
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