サマーセール500円以下のおすすめゲーム・その3
・2021年6月24日~7月8日午前10時まで
Giana Sisters: Twisted Dreams
能力の異なる「キュート」と「パンク」のスタイル変更が特徴のACT。296円。
キュートでは回転しながらジャンプするツイストジャンプで滞空時間を延ばすことができ、パンクでは炎をまとった体当たりのファイアダッシュで攻撃が可能となる。
ボタンひとつで瞬時に入れ替えられるスタイルは、それと同時に背景の雰囲気までもをまるっきり別物に変える演出で見栄えが面白い。
この変更時の演出を生かし、円状に足場が移動する仕掛けをスタイルの変更で逆回しにしたり、足場の経路が変わって隠しエリアへの道ができたり、スタイルによって集められる宝石の色が違うことを利用した配置の妙であり、単なる能力変化の特徴で終わらせないようにしているので、閃きと試行錯誤のプレイが難しくも楽しくなる。
Giana Sisters : Twisted Dreams【典型横ACT】-#zzz
【★★★★】典型的なジャンプACT。余計な操作を要さず一瞬の閃き次第できれいに突破できるパズル要素の含んだ仕掛けが楽しい。アクション好きにはおすすめ。
Stacking
マトリョーシカの謎解きADV。490円。
5段階のサイズがあるマトリョーシカの出入りでNPCに乗り移り、入り込んだNPCを自由に操って特有の能力で障害を取り除いていく。主人公のチャーリーは最小サイズのマトリョーシカで、ひとつ違いのサイズならば誰であれ自由に出入りができる。
会話と能力をヒントに入り込んだマトリョーシカをイベント地点に連れていくぐらいのネタしかないから謎解きの期待値は低いが、登場するもの全てがマトリョーシカの世界らしく、ミニチュア人形劇のように幕間で物語を進めるシーンやBGMなどの雰囲気が引き込んでくれる。
Stacking【マトリョーシカの乗り移りパズル】-#zzz
【★★★】全部で5段階のサイズがあるマトリョーシカの出入りによる乗り移りADV。
Oddworld: Abe's Oddysee
『Abe a GO GO』のタイトルでPSでも発売されていたADV。101円。
パズル的に配置された仕掛けや敵の隙を見抜いて合間を潜り抜け、物陰に隠れたり敵に乗り移ったり仲間を助けながら工場からの脱出を図るADV。
主人公のエイブは攻撃手段を持っておらず敵や爆弾に触れたら一発でやり直しとなる死に覚えゲーのひとつだが、単にやり直しの連続で覚えるのではなく「どうやって切り抜けるか」を考えさせる構成が多いので後を引く面白さに。
Abe a GO GO【やり直しから突破口を見出すACT】-#zzz
【★★★★★】【ゲームアーカイブス】救出と脱出の死に覚えアクション。
The King's Bird
トゲに接触したり穴に落ちるとチェックポイントからのやり直しとなる定番の死にゲー。King's Bird Game & Music Action!で179円。
特徴は、床でも壁でも天井でも触れてさえいればダッシュが可能になることで、ダッシュの繰り返しや落下の重力による加速を利用した滑空で高く飛び上がりブルーインパルスのごとく華麗にゴールを目指そう。
天井ダッシュなどクセのある操作性ゆえ最初はスピード感や制御の難しさに困惑して「よくわからないまま突破してた(または死んでた)」なんてこともよく起こるが、勝手が分かってくると思い描いた手順通りに操作できるようになっていく死にゲーながらにACTの楽しさも有している。
難点は次第に難易度がイライラ棒になり特徴である滑空や爽快さが消えていくこと。
The King's Bird【スピード滑空ACT】-#zzz
【★★★】連続ダッシュによる加速で曲芸のごとくゴールを目指すACT。
They Bleed Pixels
2段ジャンプ、突き、蹴り、壁張り付きなどを駆使してゴールへ向かうACT。343円。
ボスはおらず正確かつスピーディな操作でステージ攻略をする純粋なACT構成と高難易度が特徴。
ブロックの側面に張り付きながら一定のタイミングで出てくる小さな足場のタイミングを見極めて乗り継ぐ合間でも敵が出るし、それらの敵の動きも一癖あり、一定の距離を置いてから突進してきたり自由自在に飛び回りながら襲ってくるなど、倒すのも難しいという仕打ちを受けるので初見ではうんざりしがち。
でも歯を食いしばりながら対策を練り地道に歩を進めていけば突破できる難易度に留まっているので、次第に上手くなっているという実感に繋がり高揚感も得られ楽しくなってくる。
They Bleed Pixels【血しぶき舞うACT】-#zzz
【★★★★】断末魔がクセになる高難度死にゲー。
Super House of Dead Ninjas
制限時間内に350層を踏破するACT。69円。
操作性は硬直がなく雑魚も大抵は一撃で倒せるので立ち止まらず猛進でき、装備している武器の特性や敵の特徴が理解できるにつれて到達できる階層の数字が増していく。
その過程は簡単操作でリトライも容易だから結果に操作や判断の腕前が直結しやすく上達感に浸れるし、爆弾で地形を破壊して近道を思いつくなど能率良く潜れるようにもなるから数字と同時に楽しさも増していく。
できることは最後まで変わらず最下層でボスを倒した時間を突き詰めるという最初からエンドコンテンツなので、慣れによる上達が到達した階層やタイムという形ですぐに反映されるので夢中になれる反面、終始変わらない遊びの幅が狭いから達成感の上限も決して高くないのが難と言えば難。
Super House of Dead Ninjas【350層を潜るACT】-#zzz
【★★★】350層をひたすら潜るACT。装備の組み合わせを試行錯誤しながら硬直のない爽快さで鞭や剣を振り回し一目散に下層に潜ろう。
Minit
60秒でリセットされる探索ADV。392円。
探索でアイテムを集めたり会話をヒントに謎を解きながら行動範囲を広げていくADVの古典だが、古典の枠に収まりながらも異彩を放つ要素が主人公は60秒で死んでしまうという呪い。
立ちはだかる数多の問題を60秒以内に解決していくにはどう立ち回ればいいのかを時間に追われる焦りから強く意識する中で、次への取っ掛かりを残したまま失意のうちに死んでしまえば好奇心が印象に残り続け、手を変え品を変えて繰り返し挑むおかわりプレイが謎解き問題集を解いていくような後を引く楽しい作業になっていく。
【★★★】60秒の命を積み重ねながら先人の遺した情報をもとに冒険するADV。
Layers of Fear
気配を感じて振り返るとそこには…というネタの多いドッキリ系ホラー。396円。
鍵が掛かっているからと引き返してみたら建物の構造が一変していたり、物音がする方向を向いてみたけど何もおらず、安心して前を向きなおったら何かがいたり……。
主観視点を活用したホラー演出のそれらは音と何かの典型的なビックリ系がほとんどだけど、主観視点なだけに画面を隅々まで見て探索をするから、一度でも不意に出てきた何かを目の当たりにしてしまうと、それによって植え付けられた恐怖が後の行動ひとつひとつを煽り立てどうしても付きまとう不安に足が鈍る。
ゲーム性質上プレイ中は視線を休ませる状況にはなれないから不自然な行き止まりや鍵の掛かったドアにぶち当たったりすると動くのが嫌になるほど雰囲気にドップリ。
マルチED仕様なのでシナリオをキチンと理解しようと思えば探索で取りこぼしを防がなければならず緊張感に水を差されるのが難点。精神に異常をきたした人が主人公なだけに基本が支離滅裂だからなおさら。
Layers of Fear【振り向くな君は恐ろしい】-#zzz
【★★★】主観視点のビックリホラーADV。振り返ると何かが起こるネタが多くて常に後ろから得体の知れないモノが迫ってきているかのような不安を煽りゲームに引き付けられる。
Tomb Raider : Anniversary
都合よく仕掛けが盛り込まれた自然洞窟や遺跡内の探索をするアクションADV。100円。
登れそう、掴めそう、動かせそう、そんなことを考えながらフィールドを歩き回りルートに当たりを付け、「いけるかな?」で試行錯誤しながら突破口を見つける楽しさが格別。
正答は一定の一本道だけど、一見何もないように見えて実は……という探索感は常にあるので動かしていて楽しいし、目的地へ行くにはどうすればいいのかと立ち止まって考えることはもちろんのこと、動かしていれば何かしらの仕掛けが目に入るので自然と考えさせられるデザインが良い。
チェックポイントも多いからやり直しも大して苦にならず、多少飽きてきたころに箸休めのボス戦が挿入され、そこでも段階的に要求する操作難度を増やしてくれるので、モチベーションが絶たれることなく最後まで新鮮に遊べる。
Tomb Raider : Anniversary【アスレチックアクション】-#zzz
【★★★★】都合よく仕掛けが盛り込まれた自然洞窟や遺跡内の探索をするアクションとパズルの要素が組み合わさったADV。
Tomb Raider
探索や謎解きにTPSの戦闘など全体の質が向上したシリーズ作。330円。
肩越し照準のTPSに変更された戦闘、自然的なフィールドの探索、チェックポイントに到着すると場面転換で挿入されるQTEなど、戦闘と探索とQTEの3つそれぞれの特色が濃くなり8割方探索だった各要素のバランスが均等になりメリハリがついた。
キレイに区画整理され手入れが行き届いた遺跡や洞窟から、サバイバル感のある自然的な舞台での探索になったため、取っ掛かりを見つける「いけるかな?」のアプローチが多様になり能動的に探索してる感覚や動かす楽しさも大幅に増した。
QTEはつまらないけど他は高品質。
【★★★★】『Tomb Raider』リブート。肩越し照準のTPSに変更された戦闘、自然的なフィールドの探索、チェックポイントに到着すると場面転換で挿入されるQTE。戦闘と探索とQTEの3つそれぞれの特色が濃くなり8割方探索だった各要素のバランスが均等になりメリハリがついた。
Trine
固有の能力を使いステージ攻略をするACT。370円。
ゴエモンシリーズみたいに各キャラ固有の能力を使い分けて道を切り開いていく。
箱や板で足場を積み上げたりラバーリングアクションのように天井を渡ったりパズルとアクションの組み合わせのバランスがちょうどいい。
アイテム回収を考えると一筋縄ではいかない構成もあるので熱中でき、考えて動かして思い通りの結果がでればもう病みつきに。
【トライン】Trine 4【固有能力で謎を解くPZL】-#zzz
【★★★★】見て考えて試して解いていく時間をそのまま充実感にしてくれるパズルゲーム。
The Tiny Bang Story
「ウォーリーを探せ」ばりに“だまし絵”的に配置されたアイテムを収集するポイント&クリックゲーム。149円。
見落とさないよう画面とにらめっこしながら発見していく作業は頭を刺激し、画面を見続けたあとで目線を移すと残像も一緒に移動するぐらいに夢中になれる。
分からなくても画面を飛び回っているハエを一定数捕まえると答えを教えてくれる救済があるなど、救済と直感でどうとでもなる遊びやすさのおかげでスラスラと小気味よく収集と全20種類のパズルを楽しめる。
The Tiny Bang Story【ポイント&クリック】-#zzz
【★★★】仕掛けを作動させるための歯車や鍵などのアイテムを全て収集すると仕掛けごとのパズルに挑戦できる。パズルを解いたら新たなアイテムやエリアが解放されるのでまたアイテム収集へ。この一連の流れを最後まで繰り返すポイントクリックのパズルゲーム。
Dungeon Escape
2段ジャンプだけの死に覚えACT。51円。
ボタン操作によるジャンプの強弱や慣性の要素はなく、際どい仕掛け配置やタイミングから解法を見切り突破していくのみのシンプルさ。
通常ジャンプではギリギリ届かないからと安易に2段ジャンプをすると天井の針に当たり、逆に2段目のタイミングが遅れると届かずに落下する。2段目のジャンプのタイミングを見切ったと思ったら、後のステージではその足場がギリギリ通れるくらいの狭さになっていたり敵が配置されていくという難易度上昇の塩梅が丁度いい。
【★★★】移動と2段ジャンプのみの死に覚えゲー。
Fausts Alptraum
『ファウスト』をモチーフにした謎解きADV。フリゲ。
想像を掻き立てるイラストや日記によるイベント回想、数世代前のレコーダーやテレビから発せられる骨董感のあるBGMや足音など効果音との親和性がよく、古びた洋館を舞台とするミステリーの雰囲気がよく表現できている。
ヒントから法則を導き出して暗号を入力したり、中途半端な絵に書き足をしたり、謎を解いて歩を進めるパズルの質もフリゲの域を超えている。
さりげなく床を軋ませて閃きを誘ってくれるような気分のいい仕掛けや、丁度いい間隔で何度も挿入されるイベントグラフィックも質が良い。ゲームとしても謎解きとしてもフリゲながら水準はとても高い。
Fausts Alptraum【フリゲの謎解きADV】-#zzz
【★★★★】『ファウスト』をモチーフにした謎解きADV(フリゲ)。ヒントから暗証番号を導き出したり仕掛けの操作をして歩を進める謎解きの数や質もフリゲの域を超える。
Khimera : Destroy All Monster Girls
オーソドックス横ACT。フリゲ。
『スーパーマリオブラザーズ3』のような画面構成からステージを選び、各ステージの最後に待ち受けるボスを倒せば新たな技が手に入る。初期攻撃はパンチのみで、ボスを倒せば飛び道具であり垂直ジャンプなどのアクションが増えて操作の幅も広がっていく。
移動速度が速くて無駄な硬直もなくストレスを感じず軽快にぶっ飛ばせるし、ジャンプ中にもう一度ボタンを押すと翼を羽ばたかせて少しだけ飛行距離が伸び、水平に一定距離移動できるダッシュパンチを繰り出してさらに伸ばせるなど組み合わせの自由が利くので操作が楽しいアクションの基礎がよくできている。
Khimera : Destroy All Monster Girls【フリーゲームACT】-#zzz
【★★★★】良質なフリゲACT。初期攻撃はパンチのみで、ボスを倒せば飛び道具であり垂直ジャンプなどのアクションが増えて操作の幅が広がっていく。
わがままアリスと百日戦争
拠点制圧型の国盗りストラテジー。フリゲ。
魔女が統治する7つの勢力のひとつ、華の魔女アリスが全国統一を目指す国盗りストラテジー。全104ある拠点の所持勢力は旗で表現され、ひとつずつアリス勢力の旗へ変えていく。
使い捨て兵士の数を増やして物量で攻めるのが大正義なシンプルかつカジュアルなストラテジー。
【★★★】拠点制圧型戦略SLG(フリゲ)。魔女が統治する7つの勢力のひとつ、華の魔女アリスが全国統一を目指す国盗り。拠点の所持勢力は旗で表現され、全104ある拠点をひとつずつアリス勢力の旗へ変えていく。
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